責任販売制

今日の日経新聞角川書店が「責任販売制」を導入するという記事があった*1

 角川書店(東京・千代田)は文庫事業を拡大する。同社として過去最大の部数となる見込みのミステリー小説「ダ・ヴィンチ・コード」を含め、映画原作などの宣伝を強化。有力作品では書店が自らの責任で本の仕入れ冊数を決められる新制度を導入して、返品を減らす。文庫市場は各社の新規参入が相次ぐ一方、販売部数は大幅に縮小している。文庫部門のてこ入れで、今年度は前年度比4割増の3200万部以上の販売を目指す。
 新たに導入した「責任販売制」は、書店が注文した冊数を確実に出荷する代わりに、返品は一定割合しか受け付けない仕組み。3月に発売したダン・ブラウン著の文庫「ダ・ヴィンチ・コード」から導入した。
ビジネス : 日経電子版

返品はどの版元も頭の痛い問題だから興味大なんだが、ある意味買いきりに近いこのシステム、書店さんにしたら、結構負担が多いのでは?一方的に版元が「この本はそちらの責任でよろしく!」って押し付けるだけにならなければいいけど。

*1:実際のリリースはもっと前にあったらしいが。