「次世代ネットビジネスの主役たち」

なにげなくテレビをつけたら、「カンブリア宮殿」（テレ東）という番組がやっていて、ミクシィの笠原健治社長とはてなの近藤淳也社長をゲストに迎えて「次世代ネットビジネスの主役たち」と題した番組をやっていたので、見てみた。彼らをネットビジネスの第３世代とし*1、「ネット内部の、リアルな人間が主役」にしたビジネスをいかに展開しているかをそれぞれの社長に聴くという内容。

とはいえ、SNSってなに？ブログって？という立場の人からわかるように構成してあるので、内容的にはサービスの紹介と両社長の人物紹介にとどまっていて、ちょっと残念。まぁ二人のお人柄がよく出ていたからOKかな*2。

ところで、この2人のように「お金儲けよりも、自分やみんながやっていて楽しいことを提供するサービス」に重点を置いている会社って、年配者*3の目からどう見えるのだろう。ホリエモンとは違った意味で「あぶなっかしい」と思うのだろうか。それとも「夢いっぱいの若者」に映るのだろうか。

それにしても、進行がヘタ。メインインタビュアーと表されている村上龍はゲスト以下しかしゃべらないし、サブインタビュアーの小池栄子はしきれない。質問は、両ゲストのどっちにしているかわからないので答えるほうも困っていたり、答えてもなんの切り返しもなかったり・・・。素人からの質問も街の討論会みたいで・・・イライラ。
初めて見た番組だったが、どうしてこの二人の番組ができたんだろうと不思議に思う。経済系トーク番組というコンセプトはテレ東らしくていいんだけど、司会と進行だけなんとかしてくれ〜。

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*1:第1世代は孫さん、第2世代は三木谷さんということらしい

*2:ちなみに、笠原さんは熟考タイプ。考えてまとまらないと、口にしない。近藤さんはすぐに言葉にするタイプ。たぶん、話しながら考えているのだろう。見ているとかなり対照的

*3:この番組を見る層は、中高年のオジサンがメインだと仮定してみました。