喪中ハガキにまつわるあれこれ

秋に、夫の母方の祖母が亡くなったので喪中ハガキを作成した。チビにとっては最後の曾祖父母となる大おばあさんだった。夫は小さいころ随分可愛がってもらっていて、大好きなおばあちゃんだったそうだ。私は、夫の叔父の家でほとんど寝たきりの生活を送っているところ一度お会いしただけだが、(チビにとっての)「ひいばあちゃん」という言葉の響きが大きく感じたのを覚えている。

というのも、私には祖父母との思い出がほとんどない。4人いる祖父母のうち、最後まで生きていた母方の祖父でも、私が小学校低学年のときに亡くなっている。その祖父も私が幼稚園に通い始めた頃からほぼ病院と伯父の家を往復する生活だったので、断片的に残る記憶は寝ている姿だけ。それ以前になくなった祖父母については、残念ながら記憶のカケラもない(自分の生前に亡くなっている人もいるし)。4つ下の妹にいたっては、たぶん何一つ記憶にないことだろう。

だから、今自分や夫の両親が「おじいちゃん、おばあちゃん」としてチビに接する姿を見て、祖父母ってこういうものなのかなぁと客観的に観察してしまう。といっても、「孫というのは、ともあれ可愛いらしい」ということが分かる程度だけど。

それはそうと、祖父母の場合、喪中にするかしないかは意見の分かれるところのようである。調べたらいろいろ出てきた。http://allabout.co.jp/family/ceremony/closeup/CU20011121A/index.htm

  • 二親等は期限付き

0親等、一親等は亡くなってから1年以内の場合は喪中ハガキを出すべきでしょう。二親等は亡くなってから3ヶ月以内の場合は喪中ハガキを出すべきでしょう。配偶者の場合も同じ親等とみなすので「妻の親だから」とか「兄の嫁だから」というのは関係がありません。同じ親等とみなします。
http://tamagoya.ne.jp/manner/217.htm

  • 同居しているかどうか

喪中欠礼の基準は特にありません。一般的には自分を中心として一親等(父母、配偶者、子)と同居している二親等(祖父母、兄弟、孫)に一年以内の不幸があった場合に、年賀の交換を辞退するために出す挨拶状です。 http://www.tenho.co.jp/print/mochu.html
通常欠礼の範囲は2親等までの親族、もしくは故人と同居していた場合です。具体的には父母、配偶者の父母、子、兄弟姉妹、祖父母、配偶者の祖父母、孫、配偶者の兄弟姉妹が2親等までの親族となります。
ただし、祖父母、配偶者の祖父母、配偶者の兄弟姉妹を亡くした場合には、故人と同居していなければ欠礼としないのが一般的です。http://www.sanwa-bussan.co.jp/knowledge/chart4/03.html

  • (結婚している場合)どちらの関係者か

・妻の実家の祖母が今年6月に死亡
夫の場合  : 奥様の親族を除いて普通に出します。
妻の場合  : 年賀欠礼を自分の関係する所には出します
子供の場合: 学校、友人には普通に出します。
・妻の母親が今年3月に死亡。
夫の場合  : 親族以外の仕事関係・友人には出します。
妻の場合  : 喪中につき出しません。
子供の場合: 親族以外の仕事関係・友人には出します。
・夫の弟が今年5月に死亡
夫の場合  : 喪中ではないが仕事関係・友人・知人以外は出しません 。
妻の場合  : 同上
子供の場合: 同上
・自分は会社(個人経営)を経営しているが7月に妻が死亡
社長場合  : 夫としての服喪期間は終了しているが個人としては出しません。
子供の場合: 喪中につき出しません。
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