公立図書館の貸出票にネットオフの広告

販促会議」の今月号(2005年12月号)の記事で知ったことだが、日本最大級のオンライン中古書店eBOOKOFFを運営するネットオフ(旧イーブックオフ)は、年間入場者数990万人、貸し出し利用者371万人の横浜市の公立図書館の図書館貸出票の裏面に、同社の広告を掲載しているそうだ。

同図書館の財源獲得のための広告媒体の募集にネットオフが応じた形だが、確かに図書館に行くのは「本好き」であって「書店で買うのはちょっと高い」と思っている層が多くいるだろうから、中古書店の広告を入れるのはいいアイデアだ。スーパーのレシート裏に広告があるのは見かけるが、図書館ははじめてらしいし、そこに目をつけたネットオフもすごい。ちなみに、記事によると効果も現れている、とのこと。

図書館も財源確保の必死。中古書店も必死。新刊書店も負けていられませんね。