「Web での書籍検索、購入貢献度は約8割」

はたして、Web での書籍検索は、ジリ貧傾向をたどる出版業界に回復不能なダメージを与えるのか、あるいは新たなマーケティングチャンスとなるのか。 (略)
インターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントが行った、インターネットと書籍検索に関するユーザー調査によると、ネットでの検索結果に基づいて書籍を購入したユーザーが49.3%いることがわかった。 過去1か月以内に書籍をインターネットで検索したユーザーは64.7%、そのうち、検索結果に基づいて書籍を購入したユーザーは76.3%だということがわかった。
ソース:http://japan.internet.com/research/20051109/1.html

「インターネットの普及によって、書籍が売れなくなったとはいえないんだぞ」ということだろうか。
確かに自分も、本についてすぐに検索する。それによって購入に結びつくこともあるので、Webでの書籍情報収集→書籍購入の間はかなり近い関係だな。Webはますます人の購買活動に影響を与えていく媒体となりそうだ。

話はそれるが、書籍に関して検索するときって、「本に関する情報=書誌データ」を調べたいというよりは、実は「本の感想=書評」を読みたいというときの方が多い。が、一般の検索するとずらっとオンライン書店(購入サイト)が並んでしまうのはなんとかならんもんかな。