ある校了日

ご飯もそこそこに、夫に保育園の送りをお願いして、朝早く出勤。昨日(校了前日じゃ〜)に入ってきた原稿をチェックして入稿。
9時ごろ著者1、この期に及んでこんなに!というくらいてんこ盛り盛りの赤字を持ってご来社。訂正の多さに卒倒しそうになりながら、笑顔で「じゃ、後はお任せください〜」と交そうとしたら、次も見たいとおっしゃる。「次は青焼きなんで〜」というと、「じゃ、それを」と。結局、校了ゲラをPDFにしてお渡しする約束をする(たくさん直しが入ったから見てもらったほうが安心だし〜)。
著者2の著者校、宅急便にて到着。よしよし、これはそんなに訂正ないぞ。
1と2の赤をゲラに転記。さらに自分で見ておいた赤もあわせたら、、すごい量の赤。これが校了日の原稿ですか!「もう、ほとんど直しがないんで〜」と言っておいたのを忘れた振りして、組版所に赤をどさっと渡す。ごめんなさい。こちらも悪気がないのよ。仕切りは悪いけど。
その間に、日曜に入ってきた原稿がゲラになってきたので校正。同時に著者にPDFを送って校正依頼。予め言っておいたので、今日中に返事をお願いしておく。
カバーの色校をチェックしつつ、デザイナーに電話。なーんと色を少し変えたい、と。なんとも思ってなかったのに、言われてみると確かに気になってくる。今日中に印刷所に戻せばいいということを確認して、データの修正を依頼する。
しばらくして、デザインの直しができました、ということなので、バイク便の引取りを出す。
と、ここで、お迎えの時間。夫にヘルプを出してみたが、今日はどうしても夕方に出られないと言うことで非常事態宣言(って、だれにも宣言してないけど)。中ヌケをすることにする。いったん保育園に迎えに行き、帰宅。ご飯を食べさせている間に、夫帰宅。それを待って、すぐさまトンボ帰り。チビは一体何がおきたかわからなかっただろうなぁ。
組版所に直行。再校と念校を奪うようにして、帰社。するとちょうど見計らったかのように、著者1から電話(なんだかわからないけど、"セーフ")。今日送った原稿の校正ができたので、FAXしたのこと。
もらってきた再校と念校の突合せをしてみると、やっぱり漏れてしまった修正個所があるので、原稿をもって直接組版所へ(実は会社からとても近い。助かるぅ)。その場で直してもらいながら、校正、校正。借りた机が空調の真下で紙がとぶとぶ。が、文句も言わずひたすら校正。
最後までチェックに付き合おうと思ったが、「あとは直しておくんで」という言葉に甘えて、責了にして帰ることに。Eさん、遅くまでありがとうございました。

とまぁ、ある長い校了日でした。ってか、こんな終わらせ方あきませんね。間違いのもと。事故のもと。反省、反省。