名古屋人気質と万博の入場者数

とうとう「愛・地球博」が閉幕してしまった。

実家からそこそこ近いこともあり、行きたいな、行けるだろうと思っていたが、開催期間2回帰省していたものの、諸事情により行けなかった。万博には縁が無いのかな。残念。

ところで、連日ニュースになっているように終盤にむけて入場者数がめきめき増えたそうだ。このグラフからもばっちり読み取れる。

母いわく、「この傾向は、いかにも名古屋人らしい」。

この地方の人は、預貯金額や持ち家比率も高く、堅実で倹約家が多いが、ひとたび結婚式をはじめ冠婚葬祭などにはお金をどーんとかける。無駄遣いがキライで締めるところはしめるが、見栄っ張りで人がしていることには首を突っ込みたがる性質がある。

だから、開幕当時はまずは人が行って、評判を聞いてから行ってみようと様子見。ちょっとしらけた目で見ている。
次第に、行った人の評判やメディアからの洗脳により、気になってくる。
そうこうするうちに、○○さんち××さんちも行ったってという話を聞いたり、もらった割引券やつきあいで買った前売り券があったから使わなもったいない、で入場者がどんどん増えてくる。
最後、自分だけ行かんわけにはいかん、で徹夜してでも行ってみようという気になる。
・・・という具合。

名古屋人気質が生んだ愛知万博終盤ののび。当たらずとも遠からずのような気がするがどうだろう。