『トロイ』
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2005/09/30
- メディア: DVD
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あのトロイ戦争をもとに作られた、「愛」をテーマにした映画。
なんでこの人のために国をかけたりするの?という大前提がわからんぞとか、いくらアキレスでもあの人数で行ったら普通死なないか?などつっこみどころもあるが、特に戦闘シーンを描くスケールはさすがだし(でも『ロード・オブ・ザ・リング』なんかを思い出させるなぁ)、最後の木馬のあたりは、おぉきたぁと盛り上がった。出てくる男たちもみんな美しく、時代の雰囲気とあいまって、なんだか神秘的な感じさえするのだが、なんか全体的な流れはいまいちという印象。
全体的なテーマは、「なぜ人は戦うのか」、「なぜ殺し合いをするのか」というところなのかな。結局それをしても誰もハッピーにならない、というのが最後見せ付けられる。
ちなみに、アキレス(ブラッド・ピット)やヘクトル(エリック・バナ)はやたらかっこよく描かれていたが、原因のもとをつくったパリス(オーランド・ブルーム)、格好悪すぎー(笑)。最後だけレゴラスになっていたけど。脇役だがオデュッセウス(ショーン・ビーン)、いい味出してたなぁ。ヒロインたちがいまいち弱い。へレン(ダイアン・クルーガー)をそんなにまで奪おうとするのって??って思ってしまったり。まぁこの際、女性はあまり関係ないからいいっか。
あの鎧姿になるとみーんなかっこよく見えますな。足も長く見えるし。もちろん、このために鍛えぬいたというブラピも美しかった。ギリシャ神話のせいか、その他肉体美も惜しみなく披露されているし、目の保養にはぴったりかも(笑)。