『トンデモ一行知識の世界』 唐沢俊一

トンデモ一行知識の世界 (ちくま文庫)

トンデモ一行知識の世界 (ちくま文庫)

著者は、「トリビアの泉」の番組スーパーバイザー、元祖ムダ知識の帝王(そんな呼び名はない)唐沢さん。なので、「へぇ」とうなる一行知識満載の本。ただし、なかには「ガセビア」も(笑)。

内容としては、

  • リンカーンの秘書はケネディといい、ケネディの秘書はリンカーンといった。
  • 火星にも地震があることが観測されている。英語でマーズクェイクという。
  • 人間が一日に吸う空気の量は10立方メートル。ビールびんにして一万六千本の量になる。

といった単純にへぇというものから、

  • ポコペンとは"不毀本"と書き、ダメという意味。

じゃあ、あの遊びの意味は?ってものや、

  • 伝説上のアマゾネスは弓を射るのに邪魔になるから、右の乳房を切り取った。アマゾンとは「乳房がない」という意味である。

じゃあ、あの某オンライン書店は?なんて思ってしまうものや、

  • 世界最古の法律書ハムラビ法典」の中に「酒場の経営は女性により服装は胸部露出のものとする」という条文がある。
  • パーソナル・ハンディホン・システム「PHS」当初「PHP」という略称になるはずだったが、PHP研究所から反対があり変更となった。
  • 統計によると、騒がしい人ほど本を読む。

といったホント?ガセ?どっち?ってのまでいろいろ。最後のほうはなんだかエッセイっぽくもなっている。

私は枕元において寝る前に少しずつ読んだが、そういうゆる〜い読み方が◎。