記憶力の発達

昨日の午前中、公園に行った。そこで保育園仲間と会い、砂場とブランコで遊んだ。

今日の夕飯時、そのことを思い出したようで、盛んに話をした。
「Kちゃんいたねぇ」「お砂したの」「一緒にブーラン(ブランコのこと)したねぇ」

昨日のことはよく覚えているもんだなぁと思って話をしていたら、さらに詳細にいろいろ話をした。
「ピンクちょうだい、言ったの」「ほしかったの」「ちょうだい、ちょうだい」

ちょうどピンク色のさじ*1をKちゃんが拾い上げたところ、チビがほしがったため、ふたりで取り合いになったのだ。同じようなものの青いのを与えても、順番ねと言ってもそのときはどうにもこうにも収まらなかったらしく、チビは大泣き。Kちゃんもつられてちょい泣き。それをまだ覚えていて、なお欲しいというのだ。

「青いのあったね」「(チビ)くん、青いので遊んだね」と言ってみると、「ダメなの〜」「ピンクほしい」という。しつこいというか、なんというか。よっぽどほしかったんだなぁ。

ただ、テレなのか、自分を客観視できないのか、
「Kちゃん泣いてたねぇ」
ともいっていた。自分の方が10倍泣いていたのに(笑)。


3ヶ月以上前に遊びにきた私の両親が使った傘を「おじいちゃんの」「おばあちゃんの」と覚えていたり*2、冬に実をつけていたみかんの木をさして、「みかん、ないねぇ」と言ったり*3、友達とうまく譲り合いをできたおもちゃを今でも「Iくんに"はい"したの」と言ったり*4と、かなり長いスパンの記憶も発達してきているようだ。おもしろい。

*1:洗濯石鹸に入っているようなプラスチックのもの。だれかの忘れ物(かわざと置いて行ったもの)。はっきりいってなぜ取り合いになったのか、親にはまったく分からない。

*2:これは帰った直後から言っていたので、記憶が強化されたのかもしれない

*3:これも、よっぽど気にいっていたのか当時は毎日「みかん、あるねぇ」と言っていた。ただ夏になってからは全然気にしてなかったのに、突然言われてこっちがびっくり

*4:目いっぱい褒めたから?