屋形船初体験

以前勤めていた会社には、15年近くにわたって改訂を繰り返しつつ細々と売れているシリーズがある。その最新版の改訂ができたということで、歴代の担当者と著者で打ち上げをやろうというお誘いをもらった。

それだけ長いと担当者も幾人にもなるが、なぜか現役担当者が都合がつかず、OB会の体裁で打ち上げをすることになった。私がその会社にいたのは約3年だが、それ以前に辞めてしまった人、私の後に入ってすでに辞めてしまった人など、それぞれ。

でも、今も出版業界にいる人ばかりなので、いろいろとお話を・・・したかったけど、あまりできなかった(涙)。原因は二つ。主催者Mさんも子連れでくるということで、うちもチビと一緒に行ったのだが、チビが人見知り、場所見知りしまくりで半径10センチ以上離れてくれなかったこと。屋形船での打ち上げだったのだが、思ったよりモーター音と観光案内が大音量で、ゆっくり話すという雰囲気ではなかったこと。

今回の屋形船は、お食事をしながら隅田川を下り、お台場まで。お台場では一旦停泊して、屋根の上に上る。その後、隅田川を上って戻ってくるという1時間45分のコース。今回利用したのは、17時出航のコースだったので、往復してもまだ明るい時間だった(なので、案内された建物はよく見えた)。

屋形船はいい経験になったが、ゆっくりとお話するには不向き。あと当たり前だが、大人の飲みの子連れは不向き*1。なかなか「粋に」というわけには、いきませんな。

*1:子連れでしか出席できない事情があったMさんは、うちのチビと子供同士遊んでくれることをもくろんでいたらしい。うちのチビもう少し積極的な性格、もしくはもう少し大きければよかったかもしれないが、当てはちょいと外れてしまった。暴れ回られるよりは、他のお客さんのメイワクにならなくてすんでよかったけど・・・