「気温30度でも上着 男性2割」

毎日新聞のニュースサイトで、「気温30度でも上着 男性2割、女性ゼロ−−文化女子大が調査」という記事を見つけた。

 気温が30度以上になっても、男性の約2割は長袖の上着を着て街を歩いていることが、文化女子大の田村照子教授(衣環境学)らの調査で分かった。省エネにつなげるため、環境省は夏場のノーネクタイ、ノー上着を呼び掛け中だ。田村教授は「暑苦しくても厚着する男性社会に合わせるから、女性は過剰冷房で寒さに震えてしまう。男性の夏の軽装は、女性のためにも、省エネのためにもなる」と呼び掛けている。
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 半袖やノースリーブ姿など長袖以外の服装の人が5割を超す気温も、男性が23度、女性が21度で男性の方が高かった。田村教授は「25度を超して長袖上着を着ていると、不快感が増し作業効率も落ちる」と話している。

省エネ云々もあるが、30度を超えても長袖の上着は、生物として大変だろう。それでなくても、男の人はもともと暑がりが多いように思うのに*1、さらに見た目も暑苦しいスーツを着るんだからご苦労なことだ。

あまりにもダサくて流行らなかった「省エネルック」はさておき、男性の服装はそろそろ解放されてもいいと思う。スーツは男性をかっこよく見せるし、私も好きだが、日本の夏の風土にはちときつい*2。スーツに変わる、カッコよくて、夏も涼しくすごせて、ビジネスに耐えうる(相手に失礼にならない)服装ってないのかな。

*1:どこのオフィスでもそうだろうが、夏に近づいてくると、暑がりの男性(スーツ着用でない人でも)VSひざかけやらブランケットをかぶって仕事する女性という構図がうまれている。ウチの会社は、自分たちでエアコンの温度を調整できるので、ひそなかバトルがおこる。

*2:よく言われるようにスーツの発祥の国イギリスは日本の夏ほど厳しくない