『愛と勇気』 野口美佳

愛と勇気

愛と勇気

この本が発売されたころ(去年)、いっとき野口社長をテレビや雑誌でよく見かけた。なので、なんとなくどんな人かは知っていたが、本を読んで「印象のまま」だった(笑)。 無理に飾らず、ギトギトした上昇志向もなく、でも目標はしっかりもち、家庭も築き(多少一般とは違っていても)、仕事の面では厳しく・・・女性社長の理想てんこ盛りじゃないですか。

中身もするするっと読めていい(若干物足りないケド。もっともっとお話聞きたい!って感じ)。

男性社長のゴリゴリの立身出世本を読んで感じる「それはよござんした」と感じがなく、なぜか身近に感じて応援したくなる感じ(偉そう?)。

はっとしたのは、「オトコ語をマスターせよ」というところ。確かに私は人の説得が苦手だ。はっきり言葉で示されてよく分かった。

  • 1:話の組み立ては男性を見習い、論理立てて
  • 2:だけどニュアンスは女性である自分らしさをプラスして

ということらしい(p189)。

よし、今後しばらくの課題にしよう。
にしても、一度お会いしてみたいな! > 野口社長
ウチでも本、書いてくれませんか?

デ:鈴木成一デザイン室