子ども番組

「赤ちゃんにはテレビを見せるな」。

いまや常識となっているようだが、なかなかこれが難しい。家にいるときテレビをつけっぱなしが当たり前の環境でずっと過ごしているのに、急に切るのはできないのだ(ましてや今はオリンピックやっているし)。

我が家でも、教訓が脳裏に掠めながらも、割と気軽につけっぱなしにしていたのだが、最近チビがテレビに興味を示してきた。それまでは、ついていてもあんまり気にならないようだったのが、一度目に入るとくぎ付けになるのだ。

おとなしく座って見るということはまだまだ出来ないから、どんどんテレビに近づいていってしまう。集中力もないからスグに離れていくが、気が付くとまたテレビ台かぶりつき。困ったものだ。

ところで、このお盆に、親戚宅で教育テレビの子供向け番組を初めて見た。いろいろ解説してもらいながら見たので、概要がよくわかった。

チビはさすがに普段とは違う食いつきである。NHKさんはよく心得ていらっしゃる。開局50年はダテではない。

そして、発見。結構大人も真剣に見てしまう、よく出来た番組もあるのだ。たとえば「ピタゴラスイッチ」。お見事!としか言いようがない。考える人の思考回路を見てみたい。それから「にほんごであそぼ」。言っていることは非常に難しかったりするけど、屁理屈こねて見てはダメですね。リズム、音で楽しむ。あくまで「あそぼ」。

いまだに「お母さんといっしょ」があるのも驚いた。超長寿番組! でも、子ども番組とはいえ、テレビをずっと見させるのには抵抗がある。これからはなるべく、チビが起きている間はテレビをつけないようにしよう。テレビを消したあとの、しーんに耐えられるかどうか?!