席を譲ってもらうこと

妊婦は一応、優先席に座っていいことになってるし、普段ならあまり電車で座ろうという意識がない私でも、「空いていれば腰掛けよう」くらいには思うようになってきた(傍目からみても危なっかしいみたいだし)。健康妊婦のうえ、電車に乗っている時間はそれほど長くないし(途中乗り換え1回ありで計20〜25分くらい)、そもそもすいている各停しか乗らないようにしているので、私自身は座れなくてもほとんど苦にならない(大変な方もいると思うので、席を譲れるかたは譲ってあげたほうがいいと思いますが)。

とはいえ、譲ってくれる方がいたら、ありがたく好意は受けるようにしている。せっかく声をかけてくれたんだし、その気持ちは嬉しいじゃない。ちなみに、声をかけてくれるのは、(回数は数えるほどしかないが)ほとんど経産婦と思われる自分と同じかそれ以上の女性が多かった。本当に若い世代は、譲る譲らないというよりは妊婦という人種がこの世にいるとは思わないのでは?と時々思う。

先日、50代と思しき女性に変わってもらった。ハラは出ているものの、こちとら30代のまだまだ若輩者。年下世代はもちろん、同年代の30代、まだまだ元気な40代くらいの方に譲ってもらうならすんなりお礼の言葉も出てくるが、親世代となる50代、60代、ましてやそれ以上の世代の人に席を代わってもらうことは心苦しく申し訳ないと思ってしまう(そんな機会はあまりないけど)。逆に、気づかれないように自分のお腹を隠したりして。

で、余談だが、ふと気になって座っている人を数日観察してみたが、日本の平均年齢を象徴しているのか、おじさん、おばさん(もしくはそれ以上)多い。高齢化が進むってこういうことかも。