インターネットを流れるメールの8割は「迷惑メール」

「インターネット広告のひみつ」経由で見つけた、妙にナットクのニュース。その網の目をくぐりぬけてもなお届く「迷惑メール」も多いんですが。まったくなんとかならないもんか。

通信事業者らで構成される迷惑メール対策団体、Messaging Anti-Abuse Working Group(MAAWG)が3月8日に明らかにしたレポートによると、インターネットを流れるメールのうち約80%が、不要な電子メールによって占められているという。(略)
これによると、ユーザーのメールボックスに届く前に、リアルタイムブラックホールリスト(RBL)などを用いてISP側でブロックされたコネクション数は延べ613億4200万。また、メールサーバ側でアンチスパム製品などを用いてブロックされたり、「スパム」の目印が付けられた電子メールの数は延べ1425億通に上った。逆に、一連のフィルタを通過してユーザーの手元に届いたメールは延べで365億通だった。
(略)また、ユーザーの手元にメールが1通届くとすると、その背後で約4通のメールがアンチスパム製品でブロックされるか、スパムに分類されることになる。つまり「ネットワーク上のトラフィックの80%が不要なものだ」

インターネットを流れるメールの8割は「迷惑メール」 - ITmedia エンタープライズ