『ビブリア古書堂の事件手帖』三上延

私には古書店をめぐる趣味はないし、古書にも興味がないが、古書をめぐるミステリーという設定に興味をもって購入。ちょうど(2)が文庫になったばかりで(1)と(2)を一気に読破。
古書にまったく興味ない人(私もだw)でも普通に読めるし、表紙からしラノベ風で一般人を狙っているのは明らか*1。こ難しい文学談義などは一切なしで、かるいミステリーとして気軽に読めるのがよい。はかなげだけど、本のことにはめっぽう詳しい古本屋の女店主と、そこに偶然勤めることになった就活くずれの主人公の周りでおこる本をキーとした謎とき物語。
どちらも古書にまつわるミステリーになっているけど、(1)の方が事件性が強く、(2)のほうが恋愛要素が強いかな。2人のこれからも気になるし、古本屋めぐりが趣味という作家さんが書いているので古本ネタもまだまだつきなさそうだし、(3)も期待して待つことにしよう。
ちなみに文庫の(1)の帯には「累計20万部突破」とある。宣伝的な要素を差し引いてみても、発売6カ月で9刷まで行っていることもあり*2、本当によく出ているのだろう。(2)のほうは10/25発売(こっちは書き下ろし)だから数字は分からないけど、かなり売れているようだ。そういう意味でも(3)が出る日も近いかな。

*1:ただ、イラストの主人公の大輔はちょっと自分のイメージと違うけど。栞子さんはこんな感じかな。

*2:私の持っているのは初版が2011年3月25日で、9月6日発行の第9刷。脱線するけど、3月25日発売ということは、かなりギリギリで震災をまぬかれてて発行できたクチだろうか。